2023年11月26日

井上房一郎邸

久々に訪れた井上房一郎邸、
誰が何処を撮っても、
美しい写真が撮れる、建物です、

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井上さんとレーモンドの話を聞いてから、
館長さんの説明を聞きながらの見学、
杉丸太の調達、磨き仕上げ、ボルトなど、
見ただけでは分からない話を聞き、
当時の様子の一端が想像出来た、
井上邸が競売になった時の、
貴重な話も、聞く事が出来た、
井上邸は人間の情熱そのもののようだ、
その情熱や人生を感じることが出来る、
まさに、生きている建物ですね、


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今、ここに残っていて本当に良かった、


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2020年07月31日

改修中(元富岡倉庫)

前回紹介の世界遺産センター隣の、
大谷石の元富岡倉庫は、現在改修中です、

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大谷石壁と2階床組、

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外観・これはこのまま残りそう、

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窓もこのまま残して欲しい、

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ノミキリ仕上げでしょうか、
大谷石の表情がとてもいいですね、
改修後は何に生まれ変わるのでしょうか、
とても楽しみです、

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手前が木造、現在のおかって市場、
その奥が改修中の大谷石倉庫、
写真には写っていませんが、
その奥にレンガの外壁の世界遺産センター、

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世界遺産センター(元富岡倉庫)

富岡駅前、元富岡倉庫、
レンガ倉庫を耐震改修して、
現在は世界遺産センターとして活用、
富岡市所有で群馬県運営らしい、

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センター入口

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1階展示室

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2階展示室

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富岡製糸はフランス積み、
こちらのレンガはイギリス積み、
外部レンガの外壁はほぼ既存のまま、
おかって市場と共に駅前で蘇る、
設計は隈研吾建築都市設計事務所、

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2020年05月01日

歴史的民家3

とある宿場の民家です、
15年程前より、ず〜と気になっていた建物、
気にはなるが、なんの理由なく訪問は出来ない建物は沢山あります、

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昨年、用事で何度も周辺を訪れることがあり、
1月始め、意を決して訪問しました、

以前は旅館を営んでおり、道路拡張にて北に移動、
余裕のあった玄関前も道路ギリギリになり、様変わりしたそうです、
以前の姿も見たいと思いつつ、写真を撮らせていただきました、
宿場らしく裏に長く延びる敷地と広い裏庭、
内部も見せて頂き、大変ありがとうございました、
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2014年11月13日

歴史的民家2

昨日、打ち合わせで沼田に、
道沿いには立派な民家が何軒も残っています、

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こちらは、明治8年竣工だそうですが、
2年程前までは茅葺きだったが、トタンをかぶせたようです、

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元は10間5間の民家、写真手前にあった部分を取り壊したそうです、
中から、合掌の小屋組を見せていただきました、
本物を見たのは、初めてだったので、少し興奮、
沼田は雪が降るから、急勾配の茅葺きの屋根が基本だったと想像させます、
しかも、茅の厚みが1メートル近くあるから断熱効果もあったのでしょう、
近くには茅場という場所があり、共同で茅を監理していたそうです、
毎年、苅り、共同で、どこか家の一部を吹き替える、循環型です、
苅ったあとは、次に強い茅が出るように、火入れをするそうです、
最近では、茅葺きは専門の職人さんの仕事となり、維持費が大変、
そんな話をしている中、当時の写真を見せていただきました、
茅葺きの家 奥利根の民家写真集という本に掲載されていました、
この地方の茅葺き民家が多く記録されています、
今では、これが、建ち並ぶ光景は想像するしかない、
どの民家もとても美しいプロポーションです、


これに少しでも、近づく設計をするのは、とても難しそうである、
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2014年11月10日

歴史的民家1

本日発見の歴史的価値のある民家、高崎市、

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養蚕民家です、8間半×5間、明治17年竣工だそうです、
出し梁で2階の方が1階より大きい作りはこの辺の養蚕民家の特徴みたいです、
私が、気にいったのは、プロポーションの美しさ、
軒の出、1階、2階の高さ、いいですね、
この家が多くのその家と少し違うのは、東南の玄関(当時は土間)の位置が、
少し奥まっているところ、今まであまり見かけなかった作りです、

屋根は板葺きから青のトタン、赤のトタンへと変えられ、
それをよく見ると、

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なかなか、おしゃれな棟です、
妻を見ると、板金で形を作った鬼とでも言うのでしょうか、
なかなかの技術ではないでしょうか、
板金職人のセンスが、ここに残されています、

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2013年12月17日

古民家とそば

ここは、中之条の霊山たけやま?
だったとおもいますが、

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移築か復元の建物?
だと思いますが、

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とても、いい建物です、
中では、おいしいそばがお安く食べられます、
建物目当てか、そば目当てか、どちらにしても、おすすめです、
一度お出かけください、
posted by wajin at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史的価値ある建物

2013年10月03日

石壁の小屋

現場移動中、これは小屋のくくりでいいのかな、

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小屋なのに、石積みの壁で、屋根も鉄板ではなくセメント瓦のようです、
用途としては小屋のようですが、
あ、あ、雨樋まで、ついています、

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迫力ありますね、私の大好きな建築です、
最近のはりぼての建築とはわけが違う、

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素材そのもののよさを活かす、化粧しない建築、
これこそが、本物、

しかし、何故小屋なのか、う〜ん、むずかしい、
しばし、観察、
ちなみに富岡市とはまったく関係ない場所に建っています、

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2013年09月27日

富岡駅前

先日、富岡駅前を通ると、
駅の建替え工事が進行していました、
そういえば、昨日よりイコモスによる富岡製糸の調査が始まっています、

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どんな駅になるかは、さておき、駅の真ん前にこんな建物がありました、
富岡製糸に関係あるかは、分かりませんが、雰囲気のある建物です、
石を積んだ壁の迫力と表情は現代建築にはないよさを感じます、

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その繋がりに木造の板張りの建物が続き、そのまた裏に赤レンガの建物があります、
富岡製糸は赤レンガの建物ですが、イコモスの調査が良好で世界遺産に登録となると、
この町も、大きく変わるのでしょうか?変わるのかもしれません、
保存することはとても大切で、とてもたいへんなこと、ですね、
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2013年09月17日

船橋の帰り


この日は野田市のキッコーマン醤油付近に立ち寄りました、

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こちらはキッコーマンの社屋の隣に建つ、醤油関係の建物?
だと思います、
プロポーションはもちろん、外壁、屋根瓦、とてもいい感じです、
こういう存在感はなかなかなものですばらしいですね、

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奥に見える近代建物がキッコーマン社屋、
こういう古いものと新しいものが共存している光景は大好きである、
あくまでも、私個人の見方ではあるが、
見た目が共存していると感じられることが大事である、
高崎市の旧井上邸でも同じような光景を見ることができる、
この感じ、自分の設計でも表現したいのだが、
なかなか、むずかしい、

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2012年02月17日

素朴な蔵

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下仁田の民家の蔵、
この辺の蔵はほとんどが、このような土壁で終わっているものが多い、
しかし、この土壁の色、表情、質感がたまらなくいい、
さらに、地面とのつながりが、またまた心に響く、

これで、何十年も雨風に耐えていると思うと、
感動してしまうわけで、
現代の外壁のうすっぺらさに、涙してしまいそうだ、
先人や歴史から学ぶものは大きいですね、

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設計する上で大変参考になります。
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2011年10月12日

彦部住宅(国重文)


先日、桐生市にある彦部住宅(国重要文化財)を初めて見学しました、
何年も見たい、見たいと思いつつ、このたび偶然通りかかり、

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長屋門までとてもいい感じです、
わくわくしながら、進んでいくと、

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中に入ると長いアプローチの先に母屋が、
これまた、茅葺き屋根のいい感じの建物です、
ここは、全国でもめずらしいい、実際に家主の方が住んでいる文化財、
この日は、庭の手入れをしている最中でした、
というか、お話をお伺いすると、
ほとんど、毎日屋敷の手入れに明け暮れているとか、
全体で6000坪以上、
竹林だけで1200坪、これまた、タケノコ取りに枯れた竹の処理と、
庭の草かり、草むしり、落ち葉掃除、
家族だけでこつこつと、伝統と歴史を守る、

確かに、この広い屋敷を維持監理するのは大変そうである、

我が家の庭など比べ物にならぬが、
手入れなどまったくできていないのが現状で、

補助などは微々たるものらしく、家主の誇りにかけて、
屋敷を維持監理しているらしい、

住みながら保存していただいているのだから、
手厚い補助があってもいいと思うのだが、
こういうところに税金をどんどん使っていただきたいものです、

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これは、土間の柱ですが、下の方に穴があいています、
なんと、最初の建物を壊して建換える時、
前の建物に使っていた材を使用しているので、
意味のないところに穴があいているらしい、
他の柱もほとんど、雑木で細く不定形のものが多い、
なんと、無駄のない、すばらしい考えであろう、
現代人はまさに見習うべきですね、

室町時代は足利将軍に仕え京都で活躍した後、
桐生に来たということで、竹林や庭など京風に、
立派なモミジがあり、これから紅葉を迎えるそうです、
是非、紅葉のころ見学したいと思いました、
京都に行こう、ならず、彦部へ行こう、である。
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2011年07月08日

無料休憩所

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松井田宿にある休憩所です、
しかも、無料、しっかり無料休憩所の看板が、
休憩だけなら無料だそうです、
日替わりランチと軽食がいただけます、
さすがにこちらは無料ではありませんが、
日替わりランチは500円、ごはんのおかわりは無料です。

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元は旅館だったそうです、
建物も300年近くの歴史があるそうですが、
古い建具もなかなかしゃれています、
そして、とにかく涼しい、
クーラーはなさそうですが、
7月11日お昼、汗もかかずにランチをいただきました、
この日のおかずはフライいろいろでした。
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2011年05月05日

宿場の蔵

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安中市のとある蔵、
白い外壁が際立つバランスのいい建物です、

安中市は中山道が通っていたところ、
板鼻宿、安中宿、磯部宿、松井田宿、坂本宿と、
当時の宿場の面影が多少残っています、
この建物は安中宿にあります。

古い建物は通りに合う形で今も佇んでいます、
なるべく、この雰囲気を残したいものですが。
posted by wajin at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史的価値ある建物

2010年09月01日

民家−9(ディテール)

写真はクリックで拡大します
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前回紹介の諏訪の建物ですが、
壁のディテールがすごいですね、
柱と柱の間に木材を横に積み上げるというか落し込むというか、
井籠組なのでしょうか、板ではなさそうです、
中に入って確認できないことは、とても残念です、
そこに、木製のくぎのようなもを打ち込み、荒縄を縛り、
そこに土をつけているようです、
仕上げは漆喰でしょう、
どのように使われていたのか、興味が沸くばかり、
これも、壁が壊れているからこそ見えることです、
化粧の上からでは分からない中身のディテール、
どのくらいの手間がかかっているのか、
現代の工法とはくらべものにならないことは確かでしょう。
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2010年08月29日

民家−9

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信州、諏訪市にある,屋根を鉄平石で葺いた建物です。

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人は住んでいないようで、妻側の屋根、南半分がなくなっています、
写真で分かるように、見事に屋根がない部分の壁が落ちて無惨な状態ですね、
しかし、屋根がある部分はその姿を維持しています、
屋根が建物にとってどれだけ重要なのかが、はっきり分かります、
歴史から学ぶことのできる、見事な建物です。

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2010年08月28日

茶屋本陣

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松井田町にある茶屋本陣(お西)400年の歴史を持つ建物です、
中山道の松井田宿と坂本宿の間にあります。
204年前(1806年)に火事で焼けたあと204年ここにある、
修復復元がされて今は町に寄贈されているが、
この歴史は見事としか言いようがない、
梁や柱は200年の時をここで過ごしているわけ、
それにしても、美しいですね、

これとほとんど同じ建物が隣にあります。
茶屋本陣(お東)です。
お東は平成4年まで、当主が生活をしていたというから、
これまた、すごいことです。
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2010年07月15日

民家−8

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安中の民家です、
玄関がくぐり戸になっていて懐かしい感じがします、
屋根勾配が少しきついことと、
南北の奥行きがあることで、
どっしりとした感じがします、
外壁の下見板も存在感ありますね、
軒もたっぷり深く、
建具も昭和ですね、
全体にとっても、迫力があります、
伝わりますね。
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2010年06月18日

民家-7

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このお宅は松井田町の民家、
100年は超えているようです、
とってもいいですよね。
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2010年05月27日

民家-6

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この建物は我が家の原点、
安中市の民家です、
当然、100年を超えてここに建っています、
私が初めて群馬に来た時頃から気になっていた民家です、
出し梁の構造ですが、これ、群馬県には結構ありますね、
当然、2階はお蚕様のスペースだったと思いますが、
しかし美しいですよね、

家主さんに撮影のお願いをすると、
家主さん(洗濯物をかたずけようか)
私(とんでもございません、このままで大丈夫です)
永くここに存在してください、と勝ってに願う、
絹産業はこういう民家から始まったのでしょう。
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2010年04月09日

安中の武家屋敷

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安中市の復元された武家屋敷です。
自宅の近くにあるので、何度も見に行きます、
4軒の長屋ですが、両端が和室3間タイプ中2軒が和室2間タイプ
身分の違う武士が住んでいたのでしょうか、
現代のマンションもたいがい端の部屋は間取りが違い値段も高め、
今も昔もそこは同じだが、建物は違いすぎる、
現在、こんなマンションがあったら即完売か、
それとも、まったく売れないか、
さて、どうでしょう、
建物だけで評価するならば、やはりこれはすばらしいですね。

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2010年01月27日

民家−5

写真はクリックで拡大します。
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2009/5/13,14日以来の赤い屋根の民家。
存在感抜群の姿にしばし見とれてしまう。
右奥のメーカーハウスと比べるとその大きさが分かる。
何世代もの人が一緒に暮らしていただろうと想像することが出来る。
時代を超えて受け継ぐ価値が見えてくる。
また、一軒、お気に入りが出来た。

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2009年06月08日

建物(上野国分寺)

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聖武天皇が全国に造らせた国分寺。
現在の群馬県群馬町に上野国分寺がありました。
現在は資料館と復元された基礎や築垣(ついがき)の一部がそこにあります。
版築で造られた築垣は表面が雨風で洗われ、時の流れを感じさせてくれます。
版築とは土を10pくらいづつ、つき固めて造る塀のことです。
この築垣を見つめていると、現実から解き放たれて、
当時にタイムスリップしたような気分に。
また、当時造られた7重の塔は高さが60.5mもあったそうな。
現在の群馬県庁程だろうか。
しかも、もちろん木造です。
いったいどのくらいの人達がこの工事に関わり、
どのくらいの時を費やしたのか。
せわしく時間に追われ働く我々現代人。
タイムマシンがあれば当時を旅してみたくなりました。
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2009年05月18日

民家−3

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前回の赤の屋根の続きですが、
この赤の一軍は、物置まで赤で統一されています。
写真は物置ですが、
ここまでこだわる建て主はすごい。
と思う。
まさか、ペンキがたまたま赤が残っていたとか、
そんなオチだけは聞きたくないので、
事実を深く追求するのは、やめようと思う。
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民家−2

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前回の続き 赤の屋根の建物
前回赤の庇の建物を紹介しましたが、
すぐ近くに、これ存在しています。
写真は母屋正面と、遠方よりの全体像です。
一軒ではなく、何軒か密集しており、物置まで、
赤で統一されています。
ユネスコの世界遺産とはいきませんが、
私の中ではかなりいいせんいってますね。
それにしても、昔の民家はプロポーションがいいですね。
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2009年05月14日

民家−1

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み〜つけた。
いいですね〜。
何か、ひかれますね。
奥の塀まで続く統一感と素朴な壁の仕上げと窓上の庇。
時間の経過しか作ることのできないこの雰囲気。
老いてまた美しい。
これを味というのでしょうか。
庇に赤い鉄板を葺いていますが、これがまたいいですね。
普段の設計では、採用しずらいですが、
この時代の建物にはなぜか妙に似合います。
この赤の屋根、結構あちこちにあるんですよ。
次回に続く
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2009年04月21日

蔵−4

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この蔵は、私の生まれ通った長野県の小学校のすぐ北に建つ蔵です。
通学路沿いに建っていて私の記憶になぜか残っていました。
3年程前にその場にいく機会があり、いまだに立派な姿をとどめているのに、
すごく感動し、思わず写真におさめました。
軒裏まで土壁で塗り廻した仕上げで、土の素材感とよく合い素朴な感じを、
かもし出しています。
腰南京下見板貼の黒と土の色と小さい庇の赤の相性もとてもいい感じです。
永くここに存在してもらいたいと願います。
何十年の間に壁は手直しをしたのだろうか。
手直ししたとするなら、土壁の仕上げはとてもいい選択と勝手に思うのです。
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蔵−3

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きれいな蔵、なまこ壁と漆喰でしっかり仕上げられてる。
手前の生け垣もきれいに刈り込んでる。
でも、きれいすぎかな、優等生的な蔵と言う感じがします。
漆喰の壁が緊張感とか堅さを感じさせる。
私の性格には合わないかもしれない。
もっと楽に
もっと適当に
だらだらといこう。
家作りもあまり気負わず楽に楽に楽しみながら。
でもこの建物はすばらしいということは付け加えておきます。 
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蔵−2

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結構ありがちな蔵ですが、なにか見とれてしまう。立派な蔵と生け垣
いい感じで壁が落ちている。
永いことここにあったことが見てとれる。
窓と壁のバランスがいい。
本体と屋根のバランスがいい。
だれが作ったか知りたいですね。
そのひとと話がしたいですね。
こんな存在感のある永く生き続けられる建物を作りたいですね。
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蔵−1

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これ、こころひかれる。ひとめぼれ。
下仁田町で見つけた古い蔵です。
高級ではない
屋根のかるい感じ
壁も下塗りまで
壁のかどがやわらかい表情
軒をささえる柱か棒か
全てが魅力的
だれが作ったか知りたい
その人にあいたい
posted by wajin at 13:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史的価値ある建物